「歯磨きしてるのに虫歯ができるのはなぜ?」「どうしたら虫歯の無い歯になれる?」と虫歯についてこのような疑問がある方はいませんか?
虫歯の原因は様々で、歯磨きを毎日しているからといって、虫歯にならないわけではありません。
この記事では、虫歯ができる原因や予防するための解決策を紹介します。
その他の歯の悩みがある方は、こちらの記事を読んでみてください。
虫歯の原因
虫歯の原因は以下のものが関係しています。
- 微生物、細菌
- 食べかす、歯垢(プラーク)
- 糖分
- 時間
口の中にある細菌(虫歯菌)が食べかすや糖分などを餌にし、酸を出します。
その酸により歯が溶かされ、歯の表面に穴を開けます。これが虫歯の正体です。
虫歯菌が生産した酸は、通常であれば唾液の作用により、中和されるので簡単に溶けることは無いのですが、
- 歯磨きをしていない
- 間食が多い
- 歯質が弱い
- 唾液があまり分泌されていない
といったことが原因で、酸が増え歯が溶かされていき、虫歯になってしまうのです。
たとえ毎日欠かさず歯磨きをしていたとしても、唾液の量や食習慣によって、虫歯の原因を作っている可能性があるということです。
虫歯にならないための解決策
虫歯を解決するために、しっかり予防していきましょう。
虫歯予防のポイント3つを紹介します。
正しい歯磨きをする
虫歯の原因となる、歯垢(プラーク)を歯磨きでしっかり落としましょう。
特に寝る前の歯磨きは重点的に行う事をおすすめします。
寝ている間は、唾液の分泌量も減り、細菌が繁殖しやすい環境になっているからです。
また歯ブラシ以外の「フロス」や「歯間ブラシ」でのケアも行うことで、歯と歯の間などの磨き残しを防ぐことができます。
時間がない方や、歯磨きが苦手な方は、電動歯ブラシを使うのも効果的です。
食事を改善する
食事を改善することで虫歯菌の餌を減らすことができるので、虫歯菌の繁殖を抑えることができます。
具体的には、間食をなくす、間食の回数を減らすといったことです。
甘い食べ物はもちろんですが、炭水化物も虫歯菌の餌となるため注意が必要です。
規則正しい食生活と、食べた後は歯を磨くという事を心がければ、虫歯を予防することができます。
歯科医院で定期的に診てもらう
毎日気を付けていても、口の中を常に良い状態に保つのは難しいです。
歯科医院で定期的に歯のクリーニングや歯石取りを行うことで、綺麗な歯をキープすることができます。
万が一虫歯になっていたとしても、初期段階で見つけてもらえるので、簡単な治療で済みます。
3ヶ月に1度を目安に歯科医院を受診すると良いでしょう。
虫歯を放置すると起こること
虫歯を放置すると、痛みが強くなるだけでなく、以下の病気になるかもしれません。
- 歯原性菌血症
- 骨髄炎
- 副鼻腔炎
虫歯は一度発症してしまうと、自分で治すことはできませんし、放置してしまうと、上記のような病気になる可能性があることを覚えておきましょう。
虫歯にならないためにも今回紹介したような、解決法を参考にし、綺麗で健康な歯を保つことを心がけましょう。